蛇口修理ガイド

💡蛇口の品番がわかるなら蛇口補修部品ガイドへ
→品番別に故障内容と修理方法を解説

お風呂の蛇口とシャワーヘッドを分解して徹底清掃!(閲覧注意な掃除方法)(浴室の水栓金具)

更新日:2020/10/19

浴室の蛇口は定期的に清掃しないと水垢がひどくなるので、
できれば月に一度は清掃しておきたい。

そして、年に一度は分解掃除をすることをおすすめします。
内部がとんでもなく汚いのです。

※とても汚れた写真があります。
汚いものが苦手な人は見ないでください。

用意するもの

浴室の蛇口清掃に必要な道具(洗剤など)

普通の洗剤とクレンザー、
そしてメラミンスポンジと歯ブラシです。
雑巾も使います(写真忘れ)。

メラミンスポンジはプラスチックの水垢取りに使います。
傷が付くので本当はあまり良くありません。
ただ、これを使えば水垢がすぐ落ちるので、使ってしまう。

蛇口本体の清掃

浴室の蛇口の汚れは水垢とカビ

浴室の蛇口は水垢とカビの汚れがほとんどです。
カビは擦れば落ちるので、カビキラーなどは使う必要はありません。
歯ブラシで大雑把に洗ってしまいましょう。

水垢はクレンザーじゃないと落とすのはほぼ不可能です。
水垢用の粒の細かいクレンザーを使いましょう。
台所のコゲ落とし用は絶対にダメです。

浴室の蛇口の清掃方法 クレンザーは雑巾に付けて軽くこする

クレンザーはスポンジではなく雑巾など布が良いです。
雑巾にクレンザーを付け、できるだけ少量で使います。
付けすぎると蛇口の隙間に入り込み、固着や故障の原因になります。

強く拭くとキズが付くので、「軽く何度も」がコツです。

蛇口の分解掃除

ハンドルを外して、内側を清掃します。

浴室の蛇口の清掃方法 開閉側ハンドルを取り外しての分解清掃

浴室の蛇口の清掃方法 温度調節ハンドルを取り外しての分解清掃

浴室の蛇口の清掃方法 外したハンドル内側の汚れ写真

ハンドルの内側は空洞なので、絶好のカビの住処です。
普段触るところの内側がこんなんじゃ嫌なので、清掃しましょう。

ハンドルの外し方は、ただ引っ張って外すタイプと、
ねじで外すタイプがあります。
ハンドル側面にねじを隠す蓋が無ければ、ほぼ引っ張って外すタイプです。

浴室の蛇口の清掃方法 外したハンドル内側の汚れを清掃する

バスマジックリンを吹きかけて、歯ブラシで清掃します。
細かい部分を洗うのが難しい。
歯ブラシではなく、清掃用のブラシの方がやりやすいと思います。
ハンドル表面はメラミンスポンジで擦って綺麗にします。

表示のマーク部(印刷部)はメラミンスポンジで擦ると消えるので、
そこには使わないことを推奨します。

浴室の蛇口の清掃方法 蛇口本体のハンドル取り付け部も清掃

蛇口本体側も清掃しましょう。
この白い部品も清掃したいのであれば、さらに分解してください。
こちらのページを参考に
TOTOサーモスタット混合栓の開閉バルブの交換修理方法(水漏れ・固いなど)(TH577型)

ピカピカになった蛇口

どんなに古い蛇口も、このようにピカピカになります。

シャワーヘッドの分解清掃

浴室の蛇口の清掃方法 シャワーヘッドの汚れは水垢 メラミンスポンジで落とす

プラスチックの水垢はメラミンスポンジが一番簡単に取れます。
ただ、傷が付くので汚れやすくなるというデメリットがある。
洗面器なども同じ汚れなので、メラミンスポンジで綺麗になります

ここの清掃方法はお任せします。
肝心なのは分解清掃です。

浴室の蛇口の清掃方法 シャワーヘッドの散水版を外す

シャワーヘッド内部の汚れはひどいものです。

散水板タイプであれば、このように外してください。
この写真はTOTOの「ワンダービートシャワー」です。

通水部(水が通るところ)はそう汚れませんが、
そうでない空間部はカビが繁殖し放題です。

このシャワーヘッドはカバー構造になっているので、
さらに分解することができます。

浴室の蛇口の清掃方法 シャワーヘッドのカバーを外す

このシャワーヘッドの構造としては、
カバーをねじ3つと接着剤で固定してあります。
なお、この写真は3つともネジ部が割れており、もはやねじで固定していません。

ねじを取ったら、カバーを引きはがします。
接着剤が付いているので、最初は固いです。バリバリと音がします。

浴室の蛇口の清掃方法 シャワーヘッドのカバーを外した図 すごい汚れ

ものすごい汚れです。

シャワーヘッドが少し壊れることになりますが、清掃する価値はあります。
歯ブラシなどで綺麗にしましょう。

浴室の蛇口の清掃方法 シャワーヘッドのカバーを外し 綺麗にした図

隙間がまだ汚れていますが、こういう性格です…。
歯ブラシでは厳しく、もっと毛の長いブラシが必要です。

浴室の蛇口の清掃方法 シャワーヘッドのカバーを組み立てる図

最後にカバーを付けて、散水板を付ければ元通り。
散水板で十分に固定できますので、ねじや接着剤はあまり関係ありません。

分解清掃完了!

これにて浴室の蛇口、シャワーヘッドが綺麗になりました。
ここまで掃除する人はほぼいないと思いますが、
写真を見てわかるように、やるべき清掃です。

蛇口はおおよそどのメーカーもハンドル内側は汚れています。
シャワーヘッドは種類によって構造が違います。
カバーがない一体型であれば、散水板を外す程度の掃除となります。

一時止水型(クリックシャワー)で大きいものはおおよそカバー型です。
定期的に清掃しましょう。

蛇口の交換をする場合


蛇口の交換依頼は楽天市場がおすすめ。
工事費込みでかつ適正価格で安心できます。
一度こちらを見てみてください。

楽天市場で工事費込みの蛇口を見る
蛇口交換は楽天市場がおすすめの理由

蛇口の交換部品特定方法

💡蛇口の品番がわかるなら蛇口補修部品ガイドへ
品番別に故障内容と修理方法を解説

製品品番の特定方法はこちら
蛇口(水栓金具)の補修用部品品番の特定方法

蛇口を修理するか買い替えするかの判断

💡蛇口を修理か買い替えかの判断を解説
おおよそ使用15年以上の場合は見てください

20年を超えていれば買い替えを検討。
ただし種類により30年以上は使えます。

--

修理解説はこちらから

おすすめ記事

蛇口の読み物の記事一覧

サイト内検索

修理方法解説

<蛇口本体・部品の購入先> 楽天市場(設備) Amazon(住宅用設備)

選び方など

<その他> ・Amazonのアソシエイトとして、本サイト「蛇口修理ガイド」は適格販売により収入を得ています。 プライバシーポリシー・広告について 蛇口修理部品ガイド(作成中)
<品番別解説はこちら> 蛇口補修部品ガイド 品番ごとに交換部品を解説
蛇口修理ガイド

蛇口修理ガイド - 水漏れトラブル等の原因と修理方法を解説(水栓金具DIY・自分で修理)

2010年頃より運営している老舗サイトです。