浴室の蛇口は定期的に清掃しないと水垢がひどくなるので、
できれば月に一度は清掃しておきたい。
そして、年に一度は分解掃除をすることをおすすめします。
内部がとんでもなく汚いのです。
※とても汚れた写真があります。
汚いものが苦手な人は見ないでください。
用意するもの
普通の洗剤とクレンザー、
そしてメラミンスポンジと歯ブラシです。
雑巾も使います(写真忘れ)。
メラミンスポンジはプラスチックの水垢取りに使います。
傷が付くので本当はあまり良くありません。
ただ、これを使えば水垢がすぐ落ちるので、使ってしまう。
蛇口本体の清掃
浴室の蛇口は水垢とカビの汚れがほとんどです。
カビは擦れば落ちるので、カビキラーなどは使う必要はありません。
歯ブラシで大雑把に洗ってしまいましょう。
水垢はクレンザーじゃないと落とすのはほぼ不可能です。
水垢用の粒の細かいクレンザーを使いましょう。
台所のコゲ落とし用は絶対にダメです。
クレンザーはスポンジではなく雑巾など布が良いです。
雑巾にクレンザーを付け、できるだけ少量で使います。
付けすぎると蛇口の隙間に入り込み、固着や故障の原因になります。
強く拭くとキズが付くので、「軽く何度も」がコツです。
蛇口の分解掃除
ハンドルを外して、内側を清掃します。
ハンドルの内側は空洞なので、絶好のカビの住処です。
普段触るところの内側がこんなんじゃ嫌なので、清掃しましょう。
ハンドルの外し方は、ただ引っ張って外すタイプと、
ねじで外すタイプがあります。
ハンドル側面にねじを隠す蓋が無ければ、ほぼ引っ張って外すタイプです。
バスマジックリンを吹きかけて、歯ブラシで清掃します。
細かい部分を洗うのが難しい。
歯ブラシではなく、清掃用のブラシの方がやりやすいと思います。
ハンドル表面はメラミンスポンジで擦って綺麗にします。
表示のマーク部(印刷部)はメラミンスポンジで擦ると消えるので、
そこには使わないことを推奨します。
蛇口本体側も清掃しましょう。
この白い部品も清掃したいのであれば、さらに分解してください。
こちらのページを参考に
TOTOサーモスタット混合栓の開閉バルブの交換修理方法(水漏れ・固いなど)(TH577型)
どんなに古い蛇口も、このようにピカピカになります。
シャワーヘッドの分解清掃
プラスチックの水垢はメラミンスポンジが一番簡単に取れます。
ただ、傷が付くので汚れやすくなるというデメリットがある。
洗面器なども同じ汚れなので、メラミンスポンジで綺麗になります
ここの清掃方法はお任せします。
肝心なのは分解清掃です。
シャワーヘッド内部の汚れはひどいものです。
散水板タイプであれば、このように外してください。
この写真はTOTOの「ワンダービートシャワー」です。
通水部(水が通るところ)はそう汚れませんが、
そうでない空間部はカビが繁殖し放題です。
このシャワーヘッドはカバー構造になっているので、
さらに分解することができます。
このシャワーヘッドの構造としては、
カバーをねじ3つと接着剤で固定してあります。
なお、この写真は3つともネジ部が割れており、もはやねじで固定していません。
ねじを取ったら、カバーを引きはがします。
接着剤が付いているので、最初は固いです。バリバリと音がします。
ものすごい汚れです。
シャワーヘッドが少し壊れることになりますが、清掃する価値はあります。
歯ブラシなどで綺麗にしましょう。
隙間がまだ汚れていますが、こういう性格です…。
歯ブラシでは厳しく、もっと毛の長いブラシが必要です。
最後にカバーを付けて、散水板を付ければ元通り。
散水板で十分に固定できますので、ねじや接着剤はあまり関係ありません。
分解清掃完了!
これにて浴室の蛇口、シャワーヘッドが綺麗になりました。
ここまで掃除する人はほぼいないと思いますが、
写真を見てわかるように、やるべき清掃です。
蛇口はおおよそどのメーカーもハンドル内側は汚れています。
シャワーヘッドは種類によって構造が違います。
カバーがない一体型であれば、散水板を外す程度の掃除となります。
一時止水型(クリックシャワー)で大きいものはおおよそカバー型です。
定期的に清掃しましょう。