蛇口の交換は危険
プロほどこう言い、素人ほど簡単と言う気がする。
作業自体は簡単なんですが、リスクも高い。
最悪人生積むレベルです。
そんな蛇口の交換のリスクについて語りたい。
1、マンション階下漏水
よくある失敗でもあり、被害もとんでもない失敗。
マンションでの水漏れというのは超危険です。
気づかずに放置すると下の階の部屋へポトポト。
その段階でかなりの被害が出ています。100万円覚悟。
業者が交換したならば保険があるので大丈夫ですが、
中には無保険や倒産というパターンもありえます。
これもあるので、できるだけ大きな業者に頼むのが良い。
自分で蛇口交換して階下漏水させた場合、
当然ながら保険など一切落ちないので全額自己負担です。
マンションでは絶対に自分では交換しないようにしよう。
仮に交換失敗ではなく配管が原因だったとしても、
100%責任無しにもっていくのはかなり厳しい思います。
2、配管破損
蛇口交換と配管破損は付き物
無理に引っ張って配管が壊れたり、回転の力に耐えきれなくて壊れたり。
ねじにゴミが噛んでいるのに無理に回したりやってしまいがち。
配管のねじ山が潰れていることもあります。
ここで一番最悪なのは、気づかずに水漏れすることです。
昔の配管はボロボロになっていることが多く、
ちょっとした衝撃で水漏れすることがあります。
そんな感じで、配管の問題もいろいろ起こります。
素人ではどうしようもできないことが多いので、
自分で蛇口交換の際は水道業者へすぐ連絡できるようしておきましょう。
3、部品破損
ねじやナットを締めすぎて壊してしまう人も多い
素人は力加減を知らないので、つい締めすぎて壊してしまいます。
蛇口の素材は本体もナットも真鍮なので、簡単に壊れる、
締めすぎて割れたり、舐めたり、変形したり。
本体固定のねじやナットは交換不可能なことが多いので、
その失敗だけでゴミになります。うん万円がパーになる。
精神的ダメージがでかい。
よくあるのが、「水漏れするから締め付けが緩いのかな?」とさらに締める行為。
蛇口のナットなんて軽い力で十分なので、
水漏れする理由が締め付け不足であることはほぼありません。
そこを知らないとついつい過剰に締め付けてしまう。
乗り物をいじるような感覚でやると失敗するのが蛇口です。
4、長さが合わない
蛇口の給水ホースの長さが足りない・長すぎる場合もある。
ベテラン水道業者をよく苦しめるのがこれだろう。
止水栓までの長さが足りず金具を継ぎ足すのは日常茶飯事。
逆に長すぎるのも難しいですね。。
これが起こる可能性はとても高い。
代替品だから問題ないかと言えば、そうでもない。
そもそも設計通りに配管を立ち上げているかどうかも怪しい。
ホースの長さが合わない時の対処もリスクの一つとして頭に入れておきたい。
以上です
蛇口交換は思う通りにいかないことが多い。
何事も無ければ簡単です。
しかし、だいたい何かが起こるのが蛇口交換。
素人では難しい対処になることが多いです。
しかし、やはり自分で蛇口交換をすると安い。
リスクよりお金だ!な人は是非挑戦ください。