蛇口の修理は90%くらいは同じ修理です。
ということで、よくある修理を大雑把に紹介します。
ほとんどの人は「これこれ!」となるはず。
どれも簡単な修理なので、素人でも修理可能です。
シングルレバー混合水栓
レバーハンドルで水が止まらない
バルブカートリッジの交換です。
希に蛇口本体側が腐食していることが原因の場合もあります。
水の出が少なくなった
フィルターを掃除してください。
希に逆止弁にゴミが詰まっていることがあります。
フィルターの掃除方法は説明書に書いてあります。
レバーハンドルの操作が固い
これもバルブカートリッジの交換です。
グリス塗布などでの修理は不可能。
スパウト部から水漏れ
スパウト内側にあるパッキンの交換となります。
希にスパウト本体が腐食していることが原因の場合もあります。
本体のがたつき
本体を固定しているネジやナットの緩みが原因です。
締め付けることで直ります。
上面施工金具の緩みが原因の場合、やや難しい修理になります。
サーモスタット混合水栓
水が止まらない
開閉バルブの交換となります。
その他の要因はほぼ無い。
温度調節がおかしくなった
サーモユニットの交換となります。
温度調節ハンドルの調節不良の可能性もあります。
参考:シャワーの温度が低い・高い・変わらない場合の原因と修理方法
水の出が少なくなった
フィルターを掃除してください。
フィルターの掃除方法は説明書に書いてあります。
2ハンドル混合水栓
水が止まらない
コマや開閉バルブの交換となります。
希に本体側の腐食が原因の場合もあります。
ハンドルが固い
開閉バルブ部の軸(スピンドル)へのグリス塗布で直ります。
パッキンが劣化している場合は交換を。
希に本体のねじ山が腐食していることが原因の場合もあります。
以上です
ほとんどがこれらの修理になります。
壊れること前提での設計のため、修理はどれも簡単。
業者を呼ぶほどではないです。
交換する部品の品番について
問題となるのは、「どの部品に交換するのか?」ですね。
下記のページに書いています。
→蛇口(水栓金具)の補修用部品品番の特定方法(自分で修理)
こちらから品番を検索してもOKです。
→蛇口補修部品ガイド