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おすすめの蛇口と選び方の解説(台所・洗面所・浴室別)

更新日:2023/08/24

おすすめの蛇口と選び方の解説

※よりわかりやすくと、こちらの記事も作りました。

蛇口は未知の領域である人が多く、
選び方は全くわからないと思います。
そこで、このページでバッチリ解説します。

最初に結論としておすすめ蛇口紹介

ざっと紹介します。

キッチン用

非ハンドシャワー型

もっともシンプルなシングルレバー混合水栓の場合、
万人向けにおすすめできるのはLIXILの下記蛇口。
KVKよりも安くて高性能です。

LIXILは一般的な仕様なので、選んで後悔することはまず無いと思います。
分岐金具も後から自由に取り付けできます。

個人的に最もおすすめなのがTOTOなのですが、
分岐金具の後付けはできず、最初に選ばないといけないのがデメリット。
食洗器を使う予定がある人はLIXILが良いと思います。

TOTOの分岐金具仕様は下記。

TOTOはデザイン的には最高だと思います。

ハンドシャワー型

次にハンドシャワー型を。

引き出して使えるハンドシャワー型の水栓。
これが高機能でかつ大きなシャワーヘッドで使いやすい。
現在はLIXILのこれがおすすめです。

次にKVKも良いですね。

KVKの最もシンプルなタイプのハンドシャワー水栓です。
ボタンでの吐水モード切り替えがKVKの売り。

TOTOも悪くはないのですが、
ちょっと癖のある仕様になったのでLIXIL・KVKをおすすめしました。
見た目はTOTOが抜群なので、選んでも全然問題はありません。
分岐金具の後付けができない点は注意。

浄水器一体型

浄水器一体型ならTOTO一択。

他社より性能がとても良いです。
これは間違いなくTOTOをおすすめできる。

壁付型

壁付はシンプルなもので良い。

台付2穴型

台付もシンプルなもので良い。

洗面用

シャンプー水栓

取付可能であれば、このタイプの水栓がおすすめです。
洗面所で洗髪もできますし、掃除も楽々。

普通のシングルレバー混合栓

普通のシングルレバー混合栓ならTOTOを。

2ハンドル混合水栓

2ハンドル混合水栓の場合、シャワータイプがおすすめです。

取付可能であれば是非。

この他の普通のタイプであれば、何でもいいです。
あんまり洗面所の水栓は代わり映えしないので、デザイン等で選ぼう。

浴室用

TOTOの代表的な浴室水栓です。
クリックシャワーも付いており、これを選べば間違いなし。

その他、タッチ型も最近は多くなりましたが、おすすめできません。
流量が少ないのと、故障した際に修理代が高い傾向にあります。

--

以下、細かく書いていきます。

構造での基本的な選び方

蛇口は主に次の4つの形があります。

1、壁付き型
2、台付き型(2穴)
3、台付き型(1穴)
4、埋め込み型

同じ型同士でないと交換できません。
したがって、まずは形での制限が入ります。

1、壁付き型

壁付き型の蛇口

壁に取り付けるタイプの蛇口です。
主に台所、浴室の蛇口となります。
システムキッチンにはあまり使われず、台所では業務用として使うことが多くなった。
浴室においては、洗い場側はほぼ壁付型です。

シンクの種類関係なく、壁に穴を空ければ付けられるのがメリット。
どうしてもシンクに出っ張る形になるので、
鍋などを洗う時に邪魔になってしまうのが難点。清掃性も悪い。

2、台付き型(2穴)

台付き型(2穴)の蛇口

シンクなどの上に乗せて取り付けるタイプの蛇口です。
シンクにある2つの穴に差し込むようにして取り付け、
そこに給水・給湯の菅を接続します。

主に洗面所や浴室の浴槽側の蛇口に使われます。
台所では業務用として使われることが多い。

背が低いので、鏡が上にある洗面台では理想の形。
台所ではシンクを広く使えるので、洗い場として作業がしやすい。
本体のカバー内に汚れが溜まりやすいのが難点。

3、台付き型(1穴)

台付き型(1穴)の蛇口

システムキッチンの主流です。
一つの穴に取り付けられるので、取り付け位置に自由性がある。
清掃性にも優れます。

ハンドシャワータイプがあるのがメリット。
高級・高機能水栓ならばこのタイプです。
その代わり、施工性、メンテナンス性が悪いのが難点。

4、埋め込み型

埋め込み型の蛇口

壁の中などに埋め込むタイプの蛇口です。
ほぼ浴室の蛇口で使われます。
現在は高級なユニットバスでの定番。

在来浴槽であれば、交換する時は壁を壊すこともあります。
ユニットバスであれば、同タイプへは交換不可能になることもある。
見た目重視で、施工性、メンテナンス性は最悪です。

おすすめのメーカー

メーカーは「TOTO」をおすすめします。

バルブなど心臓部となる部品の品質がとても良いです。
メーカー修理の規模も大きく、修理にも困りません。
ブランドイメージとしても一番。蛇口の一流メーカーです。
蛇口のシェアもNo.1。

他のメーカーよりも値段はやや高めですが、選ぶ価値はあります。
ほぼ全てを自社でも設計、製造している技術力の塊の会社です。
特注部品も簡単に作ってくれるのはさすがです。

台所の蛇口の選び方

台所の蛇口はシングルレバー混合栓が基本です。
大きな選び方としては「浄水器を使うかどうか」です。

ハンドシャワー型など、シャワーヘッド型は、吐水口に浄水器を付けられません。
トレビーノなどを使いたいのであれば、非シャワー型を選びましょう。

ハンドシャワー型シングルレバー混合栓は吐水口に浄水器を取り付けられない

※新しいTOTOのハンドシャワー水栓(TKS型)も取り付け不可能です。

トレビーノはハンドシャワーワー型の蛇口には取付できない

安くて便利な吐水口取付型の浄水器を使いたいのであれば、
ハンドシャワー型のシングルレバー混合栓は選択肢から消えます。

ハンドシャワーと浄水器を両立させるには、次の方法があります。

ハンドシャワー型シングルレバー混合栓と浄水器を両立させる方法

一つは浄水器内蔵型のハンドシャワー水栓です。
メーカー専用のカートリッジとなるので、コストはやや高め。

もう一つは浄水器専用の蛇口を付けることです。
ただこの場合は新築時など最初じゃないと取付は難しい。
途中から付ける場合、シンク上面に穴を空けないといけません。
構造的に無理な場合もあります。

その他、分岐金具を使って、据え置き型の浄水器に接続する方法もありますが、
使い勝手が悪いのでおすすめしません。

浄水器が絡むといろいろと面倒なので、必ず最初にハッキリさせてください。
浄水性能で選ぶなら、浄水器専用の蛇口を付けることをおすすめします。
ビルトイン型の巨大な浄水カートリッジを使うことができます。

おすすめの台所の蛇口

非ハンドシャワー型なら「RSF-542YA」か「TKS05301J」

現在最も昔ながらのシンプルな蛇口。
分岐金具など後付けができるのが強みです。
万人向けにおすすめできる。

TOTOの最もシンプルなシングルレバー混合栓です。
使い勝手を追求したデザイン。
少し斜めに水が出るため、ここが好き嫌いが分かれるところです。

最初に書いたようにこの現行品から分岐金具の後付けができなくなりました。
昔ながらのタイプが良いのであればLIXILを選ぼう。

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ハンドシャワー型ならINAX(LIXIL)の「SF-A451SYXU」

昔ながらのハンドシャワー水栓の完成形。
水はねしにくく、皿洗いにとても使いやすいです。
シャワーヘッドも幅広なので、とても効率が良い。

KVKも昔から受け入れられている仕様でおすすめできます。
シャワーはやや狭め。ボタンでモード切替はやりやすい。

昔はTOTOのハンドシャワーをおすすめしていたのですが、
新型でかなりの路線変更になってしまい、INAXにチェンジしました。

悪くはありません。

洗面所の蛇口の選び方

今は洗面所もシングルレバー混合栓が主流です。
そしてハンドシャワータイプが人気。

洗面所の蛇口は主に次の3つの種類があります。

・2ハンドル混合水栓
・シングルレバー混合水栓
・サーモスタット混合水栓

昔の主流は2ハンドル混合水栓でしたが、今はシングルレバー混合水栓。
サーモスタット混合水栓は珍しい(美容院などお湯の温度にこだわる用途向け)。
したがって、選ぶとなると上記二つを検討します。

洗面所は主に手を洗うところですが、家庭では洗髪用途もあります。
そのため、シャワーも使えると便利。
手洗いしかしない人は2ハンドル混合栓でも十分です。

ただやはり、シングルレバーは2ハンドル混合栓よりも操作性が良い。
石鹸が付いた手でも問題なく開閉できます。
毎日使うので、一番使う用途が使いやすいものを選べばOKです。

小さな子供がいるなら、扱いやすいシングルレバーが良いです。

人気なのはシャンプー水栓です。

ハンドシャワータイプのシングルレバー混合水栓は便利

ただ、2ハンドル混合水栓からシャンプー水栓にするのは無理な場合があります。
多くの場合は洗面所ごと買い替えしないといけません。
洗面所ごと買い替えても10万円もしないので、そう高くはありません。

この程度で、特に気を付けないといけないような選び方はありません。

おすすめの洗面所の蛇口

おすすめするとなると、やはりシャンプー水栓です。
この使いやすさは一度経験すると変えられない。

おすすめはTOTOの「TLS05301J」

一般向けのシャンプー水栓です(ほぼ買い替え用)。
洗面所ごと買い替える場合は別の蛇口を選んでも良い。
ほぼデザイン違いで中身は同じ。見た目で選ぶと良いです。

普通のシングルレバー混合栓ならTOTOがおすすめ。
変わらないスタイルで信頼できます。

--

2ハンドル混合栓を選ぶのであれば、
特におすすめは無く何でもいいです。

交換可能であれば、こういったシャワータイプが良いですね。

浴室の蛇口の選び方

浴室は洗い場側はサーモスタット混合栓。
浴槽側は2ハンドル混合栓が主流です。

浴槽側の2ハンドル混合栓はお湯を張るだけなので何でも良いです。
こだわるなら、滝状に出るやつなんかも良いでしょう。
ただ、給湯機の自動湯張り・追い炊き機能があれば、基本不要です。

洗い場側のサーモスタット混合栓ですが、
蛇口本体自体はどれを選んでも大差ありません。
どのメーカー、どの種類もほぼ同じです

重視したいのが、シャワーヘッドです。
シャワーの勢いがないと快適ではありません。
クリック式(一時止水)のシャワーは減圧弁が付くため、流量が低下します。
頭皮が痛いくらいの勢いが欲しい人は止めておきましょう。

シャワーヘッドの形状によっても勢いや刺激感は全然違います。
TOTOの流行りの「エアインシャワー」は刺激感は弱めです。
刺激が欲しいのであれば、安物の小さなタイプを選ぶと良いです。

蛇口本体も最近は「タッチ式」がありますが、
クリック式のシャワーヘッドがあれば全くの無意味なように感じます。
値段も高く、高機能=壊れやすいので、おすすめしません。

浴室の蛇口はシャワーヘッドにこだわると幸せになれます。

おすすめの浴室の蛇口

洗い場側のおすすめはTOTOの「TBV03402J」

絶対にクリックシャワーが使いやすいです。
この品番はセットで付いています。

サーモスタット混合栓も見た目が違うだけで中身は同じ。
したがって、こだわりなければ普通のデザインを選べば良いです。
それが結果的に修理費用も安くなり、また壊れにくい。

最近はタッチ式の蛇口も増えましたが、「使いづらい」という声をよく聞きます。
個人的にもあまりおすすめできません。そしてどちらかというと壊れやすいです。
火傷防止に45℃以上は出ないので、それもいまいち。

シンプルなのが一番良いです。

その他、全体的な注意点など

家の環境などにより、おすすめの蛇口は少し変わってきます。
知っておきたいことを話します。

鉄サビが出る家はシンプルな蛇口を

タッチ式の蛇口はゴミ噛みに弱い構造

鉄配管を使っている場合、タッチ型や自動水栓はおすすめできません。

古い住宅は鉄の配管を使っており、鉄サビが大量に出てきます。
これは蛇口の天敵みたいなものなので、繊細な蛇口はすぐ壊れます。
その繊細なのが、タッチ式や自動で水が出る蛇口。
これらはゴミがほぼ出ない環境で使うことをおすすめします。

新築ならほぼ問題ないですが、リフォームでは要注意です。
今回おすすめ紹介したようなシンプルな蛇口を選びましょう。

高齢者の場合は操作が軽い蛇口を

レバー式とリングハンドルの違い

握力が弱い高齢者には、レバー式の蛇口がおすすめです。

2ハンドル混合栓など、ハンドルをクルクル回すものは厳しい。
シングルレバー混合栓でも長さ・形状が様々あり、
高齢者向けならば「リング型で長いタイプ」を選ぶと良いです。

メーカーによってレバー操作の重さが違うので、
実際に水が出るショールームなどで確認してみてください。
水が出ない状態で触ってもあまり意味がありません。

流量が多い蛇口が欲しければ2ハンドル混合栓

2ハンドル混合栓は流量がとても多い

よくある失敗が、浴槽の蛇口にサーモスタット混合栓を選ぶこと。

浴槽にお湯を張る蛇口は2ハンドル混合栓が定番です。
流量が多く、お湯張りに適しているためです。
ただし浴槽・洗い場兼用の場合はサーモスタット混合栓になる。

クリック式のシャワーヘッドは流量が少ない

クリックシャワーは流量が少ない

クリック式のシャワーは減圧弁が付くため流量は少ないです。

おおよそ1分間に12リットルという、物足りない勢いになります。
節水には良いのですが、刺激が欲しい人はノーマルタイプのシャワーヘッドが良いです。
また、シャワーヘッドの種類によっても刺激は違います。
刺激が欲しい人は水が出る散水板部が小さいタイプを選びましょう。

以上です

蛇口はデザインよりも使い勝手重視で良いと思います。

毎日使う住宅設備なので、使いやすいものが一番。
新しいものよりも、使い慣れているものが良かったりします。
タッチ式、フットスイッチ式、慣れないと使いにくいです。

このあたりはショールームで使うことができますので、
是非購入前にいろいろ使ってみてください。

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20年を超えていれば買い替えを検討。
ただし種類により30年以上は使えます。

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