やってはいけない手入れ
蛇口のお手入れ(掃除)は間違った方法だとすぐ壊れます。
意外と繊細なものなので、正しいやり方を覚えよう。
よくある間違い1:洗剤を直接付ける
蛇口には直接洗剤を付けてはいけません。
洗剤が蛇口の隙間から内部に入り、
パッキンのグリスが無くなって固くなったり、固まって水漏れしたりします。
ハンドルの隙間から入り込んだ洗剤はずっと残るため、樹脂が劣化して割れたりもする。
洗剤による故障はとてもよくあります。
最近だとアルコール消毒でハンドルが割れるケースもあります。
それほど蛇口は洗剤に弱いので、基本は付けてはいけません。
洗剤スプレーシュッシュとか、最悪です。
正しい方法
正しい方法は「洗剤は使わない」か「洗剤を少量布に付けてから拭く」です。
基本的に毎日拭いていれば洗剤など不要です。
たまにしか掃除しないから、水垢で困るもの。
水垢が付着して固まった場合も、蛇口用のクレンザーを布にごく少量付けて拭きます。
とにかく、蛇口内部に洗剤を入れないでください。
洗剤を水をかけて流すのではなく、布でふき取ります。
これがちょっと面倒なので、やはり毎日拭きたいところです。
さすがに蛇口は洗剤対策とかしてるだろ?と思われがちですが、
基本的にされていません。構造的に洗剤が溜まって壊れます。
早く壊れるのは洗剤が原因であることが多い
分解したら洗剤カスがびっしり!はよくある
ハンドルの割れやスパウト関係の故障は洗剤がよく絡みます。
通常使用だと10年は楽に持つのに、洗剤で半年しか持たなかったりする。
そして「また壊れた!」と。
ここを知らない人は「お掃除のプロはこの洗剤をスプレーして放置!」とか書いたりする。
クレンザーをたくさん付けてゴシゴシとか、恐ろしい。
前述しましたが、そもそも毎日拭いていれば洗剤など不要です。
蛇口を長持ちさせるためにも、是非毎日の掃除を習慣にしてください!