言いたいことをこのページにまとめました。
1、本当に自分で修理する必要があるかどうか
賃貸なら管理会社に修理依頼すれば無料です。
自分で修理するのは、持ち家でかつ住宅会社等の保証も無くなった場合です。
お金を払って修理する場合、基本的にはメーカー修理となります。
水道工事店やクラシアンなどの修理業者に依頼する必要性はほとんど無い。
修理代金をできるだけ安くするためには、自分で修理するしかない。
という人をサポートしているのが当サイト(蛇口修理ガイド)です。
なお、蛇口の修理自体は技術はほとんど必要なく、素人でも可能です。
<関連>
蛇口(水栓金具)の修理依頼の仕方 – 賃貸、持ち家での修理方法の違いなど
2、至急修理する必要があるかどうか?
自分での修理は初心者の場合はどうしても時間がかかる。
部品取り寄せに時間がかかることが多いです。
至急修理しなければならない状況であればメーカーに修理依頼をしましょう。
大きなホームセンターには部品が売っていることもありますが、
ほとんどの場合は期待できません。
基本的には通販で購入することになります。
3、修理内容を把握する
どの部品を交換すれば良いのかの特定が必須です。
ここが素人にとって一番難しいところです。
同じ水漏れでも、考えられる部品は複数あります。
基本的にはバルブかパッキンなのですが、本体が原因のこともあります。
ここはプロにおいても特定は不可能です。
考えられる可能性が高い部品を交換し、ダメなら次へ。
そのため、関係ない部品を交換して丸損という恐れもあります。
ここのリスクを理解し、修理してください。
したがって、15年以上経過した蛇口については買い替えをおすすめします。
どこの部品か?については、当サイトを見ればおおよそわかると思います。
一度こちらにても品番を検索してみてください。
→蛇口補修部品ガイド
4、部品を購入する
一般的な補修部品は通販で購入できます。
メーカーも販売していますが、定価なのでできれば通販で。
一般では販売していない部品のみメーカーから購入しよう。
パッキンやコマなどはホームセンターにもあります。
部品の特定はメーカーのHPからすることができます。
製品品番で検索し、分解図で品番を確認しましょう。
多くの場合、メーカーに問い合わせる必要はありません。
※住宅会社向けの特別仕様の蛇口くらいですね。
<関連>
蛇口(水栓金具)の補修用部品品番の特定方法(自分で修理)
5、工具を揃える
少しだけ購入が必要になる工具が出てくると思います。
特に幅広のモンキーレンチや六角レンチなど。
修理内容により使う工具が違うため、交換部品の施工説明書を見て確認しましょう。
最悪はホームセンターですぐ購入できるので、交換中に買っても良いとは思います。
<関連>
水栓金具(蛇口)の修理に必要な工具について ~解説とおすすめ工具~
6、修理する
とにかく水漏れには気を付けてください。
修理自体は初心者でもほぼ終えることができると思います。
問題は締め付けミスなどで知らぬ間に漏水し、階下へ被害が出ること。
こうなると自分で修理ということで、全責任を負うことになります。
バルブの交換はそうそう問題は起きませんが、
蛇口本体の交換や、接続部のパッキン交換などは水漏れさせる可能性があります。
そのため、水道管との接続部をいじる修理は素人にはおすすめできません。
戸建ての持ち家なら少々水漏れしても問題ないですが、
マンションの場合はやらない方がいいです。
1万円の修理代をケチって200万円の損害賠償ということにならないように。
7、やっぱり新品に買い替える場合
シンプルな蛇口は新品でも安く、買い替えても修理するのと大差ない値段です。
部品5000円、本体1万円といった感じです。
交換費用は本体の方が当然高いですが、1万円くらいの差で全部新品できるのは良いことです。
シングルレバーやサーモ水栓の場合、寿命はおおよそ20年。
15年も使えば買い替えた方が良いです。
交換も自分でできますが、前述したように水漏れさせた時の損害が大きい。
マンションではやらない方がいいです。業者に依頼しましょう。
メーカー修理やホームセンターで交換を依頼するのがボッタクリを避けられて安心です。
<関連>
・蛇口交換は迷ったらこれ!楽天市場のおすすめ工事費込み水栓金具を紹介
8、最後に
ほとんどの場合、水道管との接続部まではいじらない修理になるので、自分で修理が可能です。
ただちょっと難しいのが、メーカーや製品によって修理方法が違ってくるところ。
当サイトもいろいろ説明したいところではありますが、さすがに全部は厳しい。
シェア1位のTOTOの代表的な蛇口のみ解説しています。
基本的な構造は同じなので、TOTOのやり方がわかればKVKも大丈夫です。
プロでも直感で分解修理しています。
代表的な補修部品は施工説明書もありますので、
それも是非見ておいてください。必要な工具もわかります。
では、レッツ蛇口修理!