最近のキッチン水栓はハンドシャワー型が主流です。
とても使いやすく便利ですが、選び方に失敗すると後悔します。
選び方1、浄水器を使うかどうか
ハンドシャワー型で浄水器を使う場合、
ほぼ浄水器専用水栓が必要になる。
ハンドシャワー型など、シャワーヘッド型は、吐水口に浄水器を付けられません。
トレビーノなどを使いたいのであれば、非シャワー型を選びましょう。
安くて便利な吐水口取付型の浄水器を使いたいのであれば、
ハンドシャワー型のシングルレバー混合栓は選択肢から消えます。
ハンドシャワーと浄水器を両立させるには、次の方法があります。
一つは浄水器内蔵型のハンドシャワー水栓です。
メーカー専用のカートリッジとなるので、コストはやや高め。
もう一つは浄水器専用の蛇口を付けることです。
ただこの場合は新築時など最初じゃないと取付は難しい。
途中から付ける場合、シンク上面に穴を空けないといけません。
構造的に無理な場合もあります。
その他、分岐金具を使って、据え置き型の浄水器に接続する方法もありますが、
使い勝手が悪いのでおすすめしません。
浄水器が絡むといろいろと面倒なので、必ず最初にハッキリさせてください。
浄水性能で選ぶなら、浄水器専用の蛇口を付けることをおすすめします。
ビルトイン型の巨大な浄水カートリッジを使うことができます。
選び方2、シャワーの引き出しの重さ
種類によって引き出しの重さが全然違います。
おしゃれなものほど、引き出しが固い印象です。
逆Uの字型は、構造的に無理があるので引き出しが固い。
シンプルなタイプほど軽く使いやすいです。
ここはショールームで絶対に確認してください。
引き出しは軽い方が圧倒的に使いやすいです。
選び方としてはこの2点です。
おすすめのハンドシャワー型シングルレバー混合水栓
INAX(LIXIL)の「SF-A451SYXU」がおすすめです。
よくあるデザインですが、これがなんやかんやで一番使いやすい。
水はねしにくく、大きなシャワーで皿洗いにとても使いやすいです。
値段もそう高くなく、買い替えの場合も3万円台で交換できます。
おしゃれな蛇口は癖が強く、合う人合わない人がいる印象です。
そのため、おすすめするとなるとやはり万人向け。
この蛇口で不満を持つ人は少ないと思います。
次にKVKも良いですね。
KVKの最もシンプルなタイプのハンドシャワー水栓です。
ボタンでの吐水モード切り替えがKVKの売り。
TOTOも悪くはないのですが、
ちょっと癖のある仕様になったのでLIXIL・KVKをおすすめしました。
見た目はTOTOが抜群なので、選んでも全然問題はありません。
分岐金具の後付けができない点は注意。
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おおよそはどの蛇口も各社ショールームにありますので、
一度使ってみてください。
ハンドシャワー型の水栓は使いやすさで選びましょう。
交換を検討されている方はこちらも見てみてください。