蛇口の修理で一番面倒なのが、部品品番の特定です。
メーカーはHPで補修部品の品番がわかるように「分解図」を提供しています。
それを見て特定し注文するという流れになります。
蛇口の製品品番さえわかれば大丈夫。
一般の人が部品品番を特定する方法を説明します。
1、まずは蛇口本体の製品品番を確認する
製品品番は、基本的には水栓本体にラベルが貼ってあります。
ただ、剥がれたり消えたりするので、古いものは外観で判断することが多いです。
その場合は、各蛇口メーカーのHPで確認します。
水栓金具のメーカーは少ないので、
大手3社のHPを見ればおおよそ品番は特定できます。
大手水栓金具メーカー
・TOTO
→TOTO水栓金具品番特定システム見つかるちゃん
・INAX
→水栓金具検索(いいナビ)
・KVK・MYM
→KVK商品検索
この3メーカーで90%以上のシェアを占めています。
ほぼこの中にあるはずなので、確認してみてください。
その他水栓金具メーカー
・カクダイ
→商品情報検索
・SANEI(三栄水栓製作所)
→商品検索
・ミズタニバルブ
→製品カタログ
・タカギ
→浄水器ラインナップ
時々見かける程度の存在です。
「カクダイ」はホームセンターによくある。
「タカギ」は浄水器付き水栓のシェアNO.1。
浄水器付きなら確認しておこう。
海外メーカー
海外メーカーは多いですが、日本でよく見かけるのはこの2社です。
2、メーカーのHPで補修部品の品番を確認する
メーカーHPで蛇口の分解図(部品一覧)を提供しています。
メーカーHPで蛇口の品番を検索すると、
「分解図」というボタンがありますので、それを見てください。
参考としてシェアNO.1メーカー「TOTO「COM-ET」」にて説明します。
検索窓に製品品番を入力し、検索します。
該当する蛇口の品番があれば、「分解図」をクリックします。
このように部品品番の一覧が出ます。
ここに書いていない部品は補修品として設定しておらず、一般では入手できません。
ただ、そんな部品を交換することは極めて稀です。
基本的にはこの方法で部品品番を確認しますが、
もう一つ方法があるので紹介します。
3、メーカーの窓口に確認するという手もある
どのメーカーも技術窓口があり、品番を教えてくれます。
例えば、TOTOの場合は「こちらのページ」で案内されています。
メールで写真を送付し製品品番を確認してもらうこともできます。
あまり問い合わせると迷惑になるので、
これは本当に品番がわからない場合のみ使いましょう。
4、蛇口補修部品ガイドを活用する
蛇口の品番がわかっていれば、蛇口補修部品ガイドも便利です。
蛇口の品番ごとに故障内容と交換部品を説明しています。
全ての品番は登録されていませんが、9割程度は見つかるはずです。
是非最初に見てみてください。
5、部品購入は通販がおすすめ
蛇口の補修部品は楽天市場やAmazon等に売られています。
売られていない補修部品はそうそう無く、何でも揃います。
廃番になっている部品でも在庫があるのが嬉しいところ。
そのため業者としても探すことがあります。
一例としてバルブカートリッジの検索結果へのリンクをします。
是非一度見てみてください。
・Amazon(バルブカートリッジ)
・楽天市場(バルブカートリッジj)
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以上、蛇口の部品品番の特定方法でした。