シャワーヘッドの散水板が詰まる…
最近はシャワーにこだわるものが多いので、
散水板の詰まりによる乱れに悩む人が多く見られます。
歯ブラシで擦っても意味は無い。
そんなところで掃除の話しを。
1、詰まるのはカルシウムなどの水垢
詰まるというより、乾燥の繰り返しで付着したような感じですね。
黒い散水板だとわかりやすい。
水道水に含まれているカルシウムなどが結晶となり付着したもの。
水垢はかなり固く、擦ってもほとんど取れません。
だから、クレンザーなどの洗剤を使うのです。
しかし、散水板の穴の掃除はクレンザーでは厳しい。
そこで、水垢を溶かすという方向になります。
2、クエン酸を使って水垢を除去する
水垢は酸性の水に溶けます。
掃除での酸性水の代表といえばクエン酸。
ホームセンターやスーパーでも普通に売っています。
1袋300円程度で大量に作れるので経済的。
クエン酸を溶かした水に散水板を数時間浸けます。
最後に歯ブラシで少し擦ってください。
頑固な水垢の場合は何度も繰り返してください。
これはタイルなどの水垢も同じことです。
クエン酸をスプレーして、蒸発しないようラップすると良いですね。
3、定期的なクエン酸清掃が大事
詰まってからでは遅い
水垢はクエン酸で溶けると言っても、かなり時間がかかります。
そのため、そうなる前に定期的に散水板をクエン酸液に浸けておきましょう。
これで常に新品のような綺麗さを保てるはずです。
水回り全般も同じで、是非常日頃の掃除をしてみてください。
クレンザーなんかでゴシゴシする必要はほぼ無くなります。
完璧にやるなら、使った後は乾拭きですね。
その他詰まる要因
次のような物質の詰まりもあります。
1、鉄さび
2、砂(井戸水)
3、接着剤(施工後間もない時の配管の接着剤)
4、パッキンの破片(劣化)
5、樹脂の破片(劣化)
蛇口にはフィルターがありますが、細かいゴミは通してしまいます。
そのため、浄水器が無い限りは蛇口からゴミが必ず出てきます。
最近は目の細かい散水板のシャワーヘッドも多いので、天敵ですね。
ただ、これらの場合は散水板を外して掃除すれば除去できます。
掃除しても直らないのはほぼ水垢です。
まとめ
散水板は放置すると絶対に詰まる
目の細かいタイプだと1年もすると乱れてきます。
正直なところ、シャワーヘッドの設計としておかしいと思う。
そのため、大手蛇口メーカーはほどほどにしていますね。
クエン酸でかなり長持ちすると思いますので、
是非常日頃のクエン酸清掃をしてみてください!