蛇口はできれば壊れる前に交換したい。
ポタポタ水漏れくらいなら急ぎませんが、
水が出ないなど全く使えなくなると悲惨です。
どんな兆候が出たら交換するか?を書いていきます。
1、黒いゴミが出る
ゴムやパッキンの劣化で黒いゴミ(破片)が出ます。
昔はホースに使われていたゴムが劣化して真っ黒な水が出ましたね。
今はそれは無いですが、パッキンの破片はよく流れてきます。
水漏れが近いことと、全体的にパッキンが劣化しているので買い替え時です。
一つ修理しても次々壊れます。
そして、衛生上もあんまり良くないですね。
綺麗な水が出ない蛇口は使いたくありません。
定期的に透明なコップでゴミの有無を確認してください。
2、シャワーホースの引き出しが固くなった
シャワーホースは劣化により固くなることがあります。
シングルレバー混合水栓のホースはよく固くなっていますね。
こうなると水漏れする可能性が高く、早く交換した方が良いです。
黒いホース(軟質塩ビ?)は固くなりやすい気がします。
実際水漏れは多発しており、そうなるとほぼ買い替えです。
水漏れに気付きにくい箇所なので、気付くと洗面台が腐っていたり。
明らかに固くなったと感じる場合はすぐに交換してください。
シャワーホースの交換はとても高いので、買い替えする方がい良いです。
3、全体的に操作が固くなった
ハンドルやスパウト全体が固くなったら買い替え時です。
グリス塗布や部品交換で直る症状ではありますが、
部品交換するなら買い替えた方が結果的に安くなります。
特に自分で蛇口交換ができるなら、買い替え一択ですね。
スパウトはグリス塗布で直りますが、
ハンドル(バルブカートリッジやサーモユニット)は基本的には交換となります。
部品交換するならを買い替えした方がお得なことが多い(シンプルな蛇口の場合)。
互換性ある蛇口を購入すれば、予備の部品としても使うこともできます。
特に、浴室のサーモスタット混合水栓で開閉・温調の両方が固くなったらもう買い替えですね。
ホースもシャワーヘッドも新品にする頃合いです。
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兆候としてはこのくらいです。
次にその他として買い替えの判断的なことを。
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1、20年経過
20年使ったらもう買い替えです。
2ハンドル混合水栓などシンプルなものは30年以上使えますが、
シングルレバー混合水栓やサーモスタット混合水栓は買い替えになります。
もうあらゆるところにガタがきています。
1箇所修理しても、また他の箇所が壊れます。
パッキンもボロボロになっており、修理不可能な箇所も多い。
金属の腐食も進行しているところです。
壁付のシングルなんかは構造的にバルブ交換で永遠に使えそうですが、
それでもやはりハンドルが壊れたり、スパウトが腐食したりします。
蛇口交換自体が安いものなので、交換を強くおすすめします。
2、部品供給が終了した蛇口
メーカーが供給終了したものは買い替えましょう。
廃番となり供給停止されても、通販等ではまだ購入できたりします。
水道業者も在庫を持っていたりします。
しかしそれはもう交換すべきではないと考えます。
もし違う箇所が壊れたらムダ金になる。
バルブを交換しても、ハンドルが壊れたらお終いです。
まとめ
蛇口は限界まで使わない方がいい。
使えなくなったら本当に困りますし、
最悪は大漏水して床下被害になる恐れもある。
外出中にホースが破れて水漏れなんかもよく聞きます。
あと、昔の蛇口はけっこう質が悪いものがあります。
最近は本当質が良くなって危険な水漏れは減りました。
これもあるので、蛇口は新しいものへの交換をおすすめします。
楽天市場だとかなり安く交換できるので、一度見てみてください。