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蛇口修理におけるナット類の固着解消方法を5つ紹介(回らない場合の対処)

更新日:2021/03/08

蛇口修理における固着の解消方法

ナットが回らない!

というのは蛇口修理においては付き物。
固着が一番の敵です。そして、ここがプロの腕の見せ所。

そんな固着の対処方法をいろいろと。

1、金属ハンマーで叩く

半分くらいはハンマーで叩けば解決する

水垢等の影響で固着しているので、
その水垢を壊すべくナットをハンマーでカンカンと叩きます。
全周を軽く叩くだけでOK。

ただしもちろん傷は付きます。
カートリッジ抑えなど外観部品は要注意。

2、ぴったしの工具で回す

ナットが舐めさえしなければ力で解決できることが多い

固着は力でなんとかできるのですが、
その前にナット等が舐めてしまうと終わりです。
精度の悪い工具は絶対に使ってはいけない。

そのため、ナットのかかりに合った良い工具を使うことが大事です。
かかりが薄ければ薄型のレンチを。
モンキーレンチではなくぴったしのレンチが使えればそれを。

心配性なくらい工具は揃えても良いです。

3、柄の短いレンチで回す

柄の長いレンチは斜めになり舐めやすい

柄が長い方が力は入るのですが、舐めやすいです。
どうしても斜めに傾いてしまい、ずるっとなる。
そのため、私は最初は柄の短いレンチを使います。

どちらにせよ、筋肉が大事です。
全力で回すと傾いてしまって舐めます。
そのため、半分くらいの力で安定して回せる筋肉が重要です。

蛇口修理は力仕事です。筋トレはしておこう。

4、万力に固定する

どうしてもダメな時は本体ごと取り外して万力に固定

蛇口が取り付いたままだと、どうしても力が入りません。
そこで無理して壊してしまうよりは、取り外して最高の環境でやるのが良い。
そのため、車に万力を設置している人は多いです。

これで固着が解消できなかったことは無いので、ほぼ100%いけるはずです。
万力は何かとDIYに便利なので、是非一家に一台。
なお、固着の場合かなりの力がかかるので高級品を。

5、最終手段パイプレンチ

傷が付きますが最後はパイプレンチで回す

ナットが舐めてしまった場合、パイプレンチの出番となります。
傷は付きますが、確実に外せると言ってもいいくらいの最終手段。
ただ分解して壊すだけなら最初からこれを使ってもいい。

ただ、真っすぐ回さないとやはりダメなのは変わらない。
安定して使うことができる力は必要です。

こんなところです

蛇口修理は固着との戦い

ほんともう、固着は大変です。
筋肉がないとやっていけない仕事だと思います。
3分で済む修理のはずが、30分時間かかったりする。

ただ、そこまで固着していることは少ないです。
水漏れしてナット部が腐食していると固着がひどいですね。
埋め込み水栓で緑青が発生してたら覚悟します…

5つ紹介しましたが、万力が一番安定しています。
万力に固定さえできれば、まず外れます(力のある男性の場合)。
固着で諦めているならば是非買ってみてください。

あとは、最後はやはり筋肉です。

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