錆(サビ)水をなんとかしたい。
昔は錆が出るのが当たり前な感じでしたが、
今は配管の改良でほぼ出ません。
したがって、錆が出るのは単なる欠陥と思っていいです。
錆水の直し方を解説します。
1、原因は鉄の配管
昔は鉄の配管(亜鉛めっき鋼管)が使われていました。
これが腐食して錆が流れ出るものです。
90年に使用に適さない材料となり、現在は使われることは無くなりました。
80年代以前に建てた家は錆水が出る可能性が高いと思っていいです。
その年代の私の実家は錆水がとんでもなかったですね…
今は錆が出ない種類の配管なので、錆水とは無縁です。
ようは、昔は適当だったということです。
詳しくはこちらの記事を(外部サイト)
→水道管はなぜ錆びるのか
蛇口は昔から銅や黄銅を使っているので、錆水の原因ではありません。
道路にある水道管もほぼ問題ありません。
2、配管の取り換えしか方法は無い
錆水を無くすには鉄の配管を全て取り替えます。
家の水道管を全て取り替えることになるので、
かなり大掛かりな工事となります。費用もうん十万円はかかる。
しかし、これしか方法はありません。
壁を壊していくので、これを機にリフォームをするのが良いです。
いろいろとセットで工事をするとお得になります。
一部の配管だけ取り替えるという方法もありますが、
基本的には全部やることをおすすめします。
3、浄水器は費用的におすすめできない
錆水が出る水道水は浄水器がすぐ詰まる
錆を濾過するフィルターである「中空糸膜」がすぐ詰まります。
錆水をろ過するのは中空糸膜。活性炭ではないです。
そのため、トレビーノなどの高性能な浄水器が必要です。
そして1ヶ月も持たない可能性が高いです。
錆水が出るということは、錆びた鉄の塊も出てきます。
それは蛇口の先端にあるようなフィルターでろ過できますので、
定期的に掃除してください。
最悪は逆止弁に詰まります。
フィルターを清掃しても流量が少ない場合は逆止弁を確認ください。
まとめ
1日でも早く配管交換を
錆水は何かと問題を起こします。
まず、蛇口はすぐに壊れます。
錆の塊が噛み込み、水漏れするのは定番中の定番。
おかげで水道業者は儲かっています。
腐食がひどくなると、蛇口の交換の時に配管が壊れたりもします。
最悪は自然と配管に穴が空き水漏れしたり。
脆くなっているので凍結でぽっくりいってしまったりも。
ここはマイホームの修繕費と考え、お金を出してください。
現在ならおおよそ築30年以上は経過しているはずです。
放置するとろくなことにならないので、是非これを機にリフォームしましょう。