でたらめな浄水器ランキング記事が多いよう思える…
なんとなく検索してみたのですが、けっこうひどい。
ベスト30とか無理があるやろそれは…
自分もそこまで詳しくはないですが、
おおよそ使ってきた&業界人として、まともなランキングを作ってみたい。
個別の商品ではなく種類でいきます。
6位、浄水ポット
性能:★☆☆☆☆ 値段:★★★★☆
浄水機能付きのポット。塩素除去がメイン。
水道水を入れるだけというお手軽。
料理には使いにくいので、ミネラルウォーターを飲みたい人です。
そのまま冷蔵庫で冷やせるので便利。プロテイン用の水として最適。
しかし、これのデメリットはやはり性能です。
濾過がちょっとしたフィルターと活性炭のみ。
浄水器の基本である中空糸膜は無いので、微細なゴミを濾過できません。
活性炭だけの濾過は浄水としては最低レベル。
浄水ポットは気休めと思って使おう。
5位、浄水器内蔵型水栓
性能:★★★☆☆ 値段:★★☆☆☆
蛇口(シャワーヘッド下部)に浄水カートリッジが内蔵されている浄水器です。
シャワーヘッドで原水・浄水を切り替えることができ、
使い勝手は最高に良い。見た目も綺麗です。
後述するトレビーノはやはりダサい。
これの欠点は浄水カートリッジが高いこと。
おおよそ1個3000円はかかるので、年間1万2千円超えのランニングコストになります。
浄水器としてはかなり高価な部類。
正直、携帯会社のようにボッタクリ料金で固定されてると思う。
お金に余裕がある人向けですね。
4位、アルカリイオン整水器
性能:★★★★☆ 値段:★☆☆☆☆
アルカリ水も作ることもできる浄水器です。
種類としては据え置き型になるので、分岐金具等での設置が必要になります。
浄水性能も据え置き型同等に良く、かつPHを変えられる機能が付いています。
料理にこだわる人は検討を。弱酸性の水を出せるのもけっこう良い。
水垢を落としたりと、清掃の際の水としてよく使っていました。
浄水器としては高級品。交換用カートリッジも高めです。
これは是非一度メーカーの商品ページを見てみてください。
パナソニックがシェアNo.1です。
3位、据え置き型浄水器
性能:★★★★★ 値段:★★☆☆☆
シンクの上に浄水器を置くタイプです。
蛇口の先端に分岐用の器具を取り付ける方法と、
蛇口本体に分岐金具を取り付ける方法があります。
操作性的には蛇口先端に取り付ける方をおすすめします。
シャワー型の蛇口なら分岐金具になります。
大きくて邪魔なので、新築やリフォームであればビルトイン型を選びたい。
後付けで良い浄水器が欲しい場合の選択肢ですね。
いろいろあるのでこちらのページにまとめました。
2位、ビルトイン型浄水器
性能:★★★★★ 値段:★★☆☆☆
浄水器専用の蛇口を設置するやつです。
元から浄水器用の配管を作って設置します。
そのため、新築・システムキッチン導入で取り付けるのが基本。
後付けする場合、シンクに穴を空けたりと何かと大変です。
大きな浄水カートリッジを使えるため、性能も良く交換頻度も年に一度程度と楽。
そして浄水カートリッジ自体も1年使えるわりには安く、コスパは良いです。
設置にお金はかかりますが、長い目で見ると内蔵型よりも安く済む。
浄水性能も良く、流量も多い。
ミネラルウォーター並の水を飲みたいのであれば、これがほぼ必須です。
1位、トレビーノ・クリンスイ(蛇口先端に付けるタイプ)
性能:★★★☆☆ 値段:★★★★★
蛇口の先端に簡単に取り付けられる浄水器です。
個人的に最高の浄水器。もうトレビーノ以外はありえない。
とにかくカートリッジが安いです。
1本1000円ほどで、どこでも売っているので入手も簡単。
性能も内蔵型と同等で、十分な浄水性能。
特に浄水器にこだわりが無ければトレビーノを選ぼう。
今まで紹介したもの全て使ってきましたが、正直違いを感じない。
※都会の臭い水の場合はダメかもしれない。地方なら十分と思う。
問題としては、シャワーヘッドタイプの蛇口には取付ができないこと。
その場合は分岐金具を付けての据え置き型を選ぶことになります。
まとめ
トレビーノはいいぞ
浄水器内蔵型はコスパが悪い。できるだけトレビーノやクリンスイを。
自分がなぜトレビーノをおすすめするのか?ですが、操作性が良い点ですね。
トレビーノは600L、クリンスイは900Lまで使えますが、実際トレビーノも900L使えると思ってる。
ハンドシャワータイプの蛇口を取り付けたいのであれば、
リフォームなら浄水器専用水栓を設置し、据え置き型の浄水器を。
蛇口だけ交換であれば分岐金具を取り付けよう。
そこまでして浄水器を設置するべきか?ですが、
個人的には浄水器は田舎であろうと必須と考えています。
水道水を知れば知るほど恐ろしくなるんですよね…
是非皆さんも浄水器生活を!