都会の人は必須に感じると思いますが、
田舎の人は絶対に必要とは思わないだろう。
そんな浄水器の必要性について、蛇口修理視点で語ります。
1、水道水は意外とゴミが多い
どんどんゴミが流れてきます。
配管のサビだったり、接着剤や樹脂の欠片だったり、
蛇口からも劣化したパッキンのカスがよく流れ出てきます。
そのために多くの水栓にはフィルターがあります。
どの家も何かしらゴミが詰まっているものです。
小さいゴミはフィルターを通ります。
そのため、浄水器を付けないとゴミを飲むことになる。
この視点から、自分は田舎であろうが浄水器が必要であると考えています。
ほとんどの浄水器は「中空糸膜」というものでろ過をしており、
ここでゴミをほぼ100%取ることができます。
とても安心。
2、目に見えない不純物が実は多く含まれている
水道水は人体に影響がないものまでろ過していません。
水道水は当然ながら水質の基準があります。
その基準にあるものはちゃんと基準以下まで除去されているのですが、
そうでないものは垂れ流しだったりします。
例えば、藻類(植物プランクトン)も水道水には含まれています。
ペットボトルに水道水を入れて太陽光に当てれば藻が繁殖するのはこのため。
浄水器はこういったものも取り除いてくれます。
不純物が詰まって流量が低下することも浄水器カートリッジの寿命の一つです。
実際、3ヶ月も使うと流量が大きく低下します。
それほど水道水には不純物が多い。
何を含んでいるかわからない。
この不安がだいぶ無くなるので、浄水器はやっぱり欲しいです。
3、やっぱり美味しくなる
塩素の臭さがかなり軽減されます。
多くの人はこれを目的で付けると思います。
安い浄水器のトレビーノなどでも十分に軽減。
比較的水が美味しい田舎であれば、トレビーノ程度で十分と思います。
そして、そんな水が綺麗な田舎であればカートリッジも長持ちします。
3ヶ月と書いてあるけど、機能的には余裕で半年は持ちます。
逆に都会だと1ヶ月で終わることもあります…本当に…
おおよそ、これで水の綺麗さが判別できると思います。
ひどいところは2週間でダメになったとか、
中国で付けたら1週間しかもたなかったとか…
確かめるという点でも、浄水器を付けてみるのは良いかなと思います。
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私は絶対に付けます。
仕事柄いろいろ見てきて、付けないという選択肢は無い。
新築とかほんと、ヘルメシール(配管接着剤)とか流れてきますしね…
パッキンがぼろぼろになって黒い粉が出ることもありますし、
浄水器は付けておいた方がいいです。