蛇口の修理はハンドルを外すところから始まると言っても過言ではない。
おおよそはどのメーカーも外し方は同じです。
いろいろタイプを紹介します。
2ハンドル混合栓の場合
上についているキャップを精密ドライバーなどで外します。
おおよそはハマっているだけなので、
隙間に入れてテコの原理で持ち上げると良いです。
キャップを外すとハンドルを固定しているねじが見えます。
ほとんどの場合はメーカー関係なくこの仕様ですが、
たまにネジではないタイプもあります。
その場合は爪固定式なので、引っ張って外します。
デザイン性に凝った蛇口はハンドルの横にねじがあったりします。
探してみてください。
シングルレバー混合栓の場合
ねじで固定しているタイプと、
爪で固定しているタイプがあります。
ねじで固定しているタイプの場合
レバーハンドルの正面にキャップがありますので、
それを爪や爪楊枝などで引っかけて外します。
↓これがキャップです。挿入してあるだけなので、簡単に外れます。
キャップを外したレバーハンドルを上げて中を見ると、
中にねじがあるのが見えます。
このネジを反時計回りに回すと、ハンドルが抜けるようになります。
ただ、このねじはプラスドライバー式と六角レンチ式の二通りあります。
中身のねじを見て、どちらかを確認しましょう。今回は六角レンチです。
六角レンチは蛇口以外にもいろいろと使うので、
無ければホームセンターで10本セットなどを買うと良いです。
このような蓋のタイプもあります。
爪で固定しているタイプの場合
※写真がないのでTOTOのHPより引用
レバーハンドルに蓋が無い場合は、引っ張って外すタイプです。
真上に引っ張ると外れます。
このタイプはほぼTOTO製の蛇口ですね。
そんなに力は要らないので、
あまりにも固い場合、ねじを疑ってください。
サーモスタット混合栓の場合
ねじを回して外すタイプと
爪で固定している(引っ張って外す)タイプがあります。
ねじで固定しているタイプの場合
ねじで固定しているタイプの場合、
ハンドルの側面に蓋があります。
それを外すとネジが見えますので、回して外すと抜けます。
爪で固定しているタイプの場合
ハンドルの横に蓋が無い場合は、
引っ張って外すタイプになります。
まとめ
蓋があればねじ。
無ければ引っ張る。
どの蛇口もこの考えで大丈夫です。
蛇口はメンテナンス性を良くしないといけないので、
ハンドルは外しやすく設計してあります。
引っ張るタイプはかなり力がいる場合もあるので、
抜けたはずみで手を打たないよう注意してください。