温度調節ハンドルを回しても温度が全く変わらない場合、
ほぼ交換修理となってしまいます。
温度が変わらない原因
温度調節ユニット(サーモユニット)の故障の可能性が高いです。
温度調節ユニット内部のバルブの動きが悪くなると起こります。
経年使用でのグリス切れやパッキン劣化、バルブの腐食が主な原因です。
バルブの腐食は井戸水を使用されていると起こりやすいです。
*参考図:TOTOホームページより引用
この部品を交換すると直ります。
自分で交換する場合はメーカーHPでバルブの品番を入手し、通販で購入します。
品番特定方法詳細はこちらを見てください。
交換方法はこちらで解説しています。
詳しくはサーモバルブの施工説明書も見てください。
参考に、TOTOのホームページのサーモバルブ施工説明書のリンクを貼ります。
上記はTOTO製ですが、
各メーカーで施工説明書があるので、確認ください。
※どのメーカーもおおよそ交換方法は同じです。
<温度調節ユニット一例>
冬場の場合は凍結破損の可能性もある
寒波がきた翌日に温度不良になれば、ほぼ凍結破損です。
寒波の翌日は水道工事屋は大忙しです。
風呂場は温度が下がるので、蛇口がよく凍結します。
そうすると蛇口本体が割れたり、内部の部品が割れたりします。
温度が変わらなくなったり、ポタポタ水漏れしたりします。
だいたい部品の交換で直りますが、本体ごとの交換となる可能性もあります。
寒波の日は窓を閉め、氷点下にならないようにしましょう。
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その他の症状はこちらを見てください。
- H側いっぱいにしても温度が高く(熱く)ならない
- 表示の温度よりも低い温度が出る
- C側いっぱいに回しても、冷たくならず少しぬるい
- シャワー使い始めに一瞬温度が冷たくなる
- シャワー使用中に温度が冷たく、または高くなる
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以上、温度が変わらない場合の原因と修理方法でした。
修理依頼してサーモバルブを交換する場合、約1万円はかかります。