浴室の蛇口でもっとも早く壊れるのはシャワーホースだと思います。
折れ癖がついて使いにくくなったり、固くなったりします。
交換はとても簡単なので、気になるならば交換しましょう。
交換についての注意点、選び方を解説します。
1、できれば蛇口とメーカーを合わせる
違うメーカーのシャワーホースを付けると、
ねじ径の変換アダプタを付けないといけません。
(ねじ径が各社統一されていない)
同じメーカー同士ならねじ径がぴったりなので、
変換アダプタ不要で簡単に取り付けでき、見た目も良いです。
ホームセンターには「カクダイ」のシャワーホースがよく売っていますが、
「TOTO」など同じメーカーのものを選びたい。
<参考>
※カクダイHPより引用
※TOTOが3種類ありますが、ほぼ「太ホース」になります。
いろいろなメーカーのホースがあり、
一部互換性があり変換アダプタ不要の場合もあります。
それであれば、カクダイなど汎用部品でも良いです。
<カクダイの汎用シャワーホース一例>
2、シャワーホースの品質はほぼ同じ
シャワーホースはどのメーカーもほぼ同じ品質です。
だから、安いから悪い、高いから良いということはほぼありません。
サイズが合うのであれば安いものを選ぶと良いと思います。
違いが出る部分となると、シャワーヘッド取付金具部のUパッキンでしょう。
ここは各社形が微妙に違います。
最近のTOTO製はこだわった形をしており、信頼性の高さを匂わせます。
何かあった場合の保証も同じメーカーなら安心です。
カラーや材質などいろいろ種類はありますが、どれも取付可能です。
3、シャワーホースの長さに要注意
シャワーホースは長さがいろいろあります。
同じ長さのものを購入してください。
サイズはおおよそ1200mm~2000mm。
一般的なのは1600mmです。
ユニットバスは特殊な長さのものがあるので、通販では買えないことがあります。
その場合は購入した住宅会社やメーカー修理に連絡して売ってもらいましょう。
シャワーホースの交換は自分でできるので、修理依頼など絶対にしてはダメです。
定価販売になりますが、ここは仕方がない。
シャワーホースは大は小を兼ねることはなく、
長すぎるとシャワーハンガーにかけた時にホースが邪魔でうまく固定できなかったりします。
可能な限り同じ長さを選びたい。
4、シャワーホースの材質を選ぶ
大きな違いとしては、メタル型とゴム型があります。
内部のチューブはどちらも軟質塩ビですが、
その外皮が金属かビニールかという違いです。
金属の場合、折れ癖が付いたりしないので丈夫ですが、
体に触れるとヒヤッと冷たいのでおすすめできません。
普通のビニールタイプが一番良いです。
その他、いろいろと注意点があります。
こちらを見てください。
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以上、浴室の蛇口のシャワーホースの交換での注意点や選び方でした。