蛇口はどのメーカーがおすすめか?
ほとんどの人は蛇口のメーカーなど何一つ知らないだろう。
「キッチンを選んだら付いてきた。」という程度の人も多いはず。
しかしやはり、それだと良くない。
おすすめの蛇口メーカーを紹介します。
日本の3大蛇口メーカー
次の3社でシェアのほとんどを占めています。
1、TOTO
2、LIXIL(INAX)
3、KVK
シェアNO.1はTOTOです。
次にLIXIL(INAX)、KVKです。
昔は「MYM」という中堅があったのですが、KVKに買収されました。
現在はこの3社が日本を代表する水栓金具メーカーです。
TOTOと言えばトイレが有名ですが、水栓金具もかなり強い。
水回り商品で発展してきた会社で、洗面台・キッチン・浴室まで何でも作ってます。
この3社以外だと、浄水器一体型水栓が人気の「タカギ」や、
ホームセンターでお馴染みの「カクダイ」や「Sanei」があります。
シェアは3社と比べると圧倒的に低いです。
おすすめのメーカー
個人的には「TOTO」をおすすめしています。
性能的にはどこも大差ないですが、
製品や部品の細かい部分を見ると、他社よりよくできているなと感じます。
昔から品質が良いイメージです。
TOTOは業界人からの信頼が厚く、対応もとても良いです。
常にTOTOが最先端技術を導入し、他社は後追いという状態に見えます。
ただその分コストが高いのか、値段は少し高め。
実際のところ、水栓金具の性能は3社とも大差はないのですが、
どれか一つ挙げるなら?となると、多くの人がTOTOを選ぶと思います。
それくらいイメージが良い会社です。
ただ、絶対にTOTOじゃないとダメ!というのはありません。
システムキッチンがKVKしかなければ、KVKで全然良いです。
その程度でもある。
海外メーカーはどうなのか?
ヨーロッパメーカーはデザインが良いですが、
修理がほぼできないのが難点。
日本の水栓はちょっとダサいかなと思います。
ヨーロッパの水栓は洗練されたカッコイイものが多い。
高級ホテルなんかは採用していたりします。
使う分には問題ないのですが、問題になるのがメンテナンスです。
水栓金具はメンテナンスしながら使うものなので、
部品交換ができないというのは致命的です。
心臓部となるバルブくらいならどうにか仕入れて交換できますが、
そうじゃない部品は交換不可能となり、買い替えとなってしまいます。
このため、海外製の水栓はおすすめできません。
日本なら日本の会社の水栓金具をおすすめします。
<関連記事>
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おすすめの水栓金具
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