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蛇口(シングルレバー混合水栓)のスパウトが動かない、固い場合の修理方法

更新日:2023/10/06

スパウトが固い、動かないイラスト

最初はスムーズに動いていたのに、ここ最近固くなってきた。
また、固着してもう回らなくなったという故障があります。
これは部品交換はほぼ必要なく修理できます。

スパウトが固くなる原因

スパウト内側にあるパッキンのグリス切れ、
パッキン劣化、水垢付着などが主な原因です。

長年使うとグリスは無くなっていきます。
また、洗剤もスパウトの隙間から内部に入ってしまうので、
それが乾燥すると異物となり、動きを悪くします。

水垢が付くのは仕方ないですが、
その状態であまり動かさずにいると固着し、ついには回らなくなります。

*参考図:TOTOホームページより引用
スパウト動かしてね説明書

こうなってしまった時の直し方を説明します。

スパウトが固い場合の修理方法

スパウトを取り外してのグリス塗布です。

蛇口のよって分解方法が違うのですが、
おおよそは次のページに書いてある方法でできます。

ハンドシャワータイプはスパウトを引き抜けないので、
完璧にやるにはシャワーホースを外す必要があります。
しかし少しは上下に動くので、グリスを注入し、無理やり馴染ませる方法が簡単です。

グリスについてはこちらを見てください。

分解方法については、ほぼバルブカートリッジの交換方法と同じです。
参考として、TOTOのバルブの施工説明書のページへリンクしますので、
こちらも見てみてください。

施工説明書1

施工説明書2

TOTOの蛇口の施工説明書ですが、ほぼどのメーカーでも通用します。

パッキンも通販で売っているので、もし品番が分かれば新品にするのも良いでしょう。
10年以上使っているのであれば、基本的には交換します。

<スパウト部のパッキン一例>

交換するパッキンの品番の調べ方

パッキン当然ながらメーカーや品番によって種類が違います。

どれに交換すればいいのか?と品番を調べる必要があります。
品番特定方法はメーカーHPから製品情報(分解図等)を見るのが基本。
蛇口補修部品ガイドで確認するのも簡単です。

パッキンの品番さえわかれば、後は通販でもメーカーからでも入手は可能です。
パッキンはよくある補修部品なので、入手には困りません。

品番の特定はこちらを見てください。

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以上、スパウトが固い、動かない場合の原因と修理方法でした。
工具さえあれば、簡単にできる修理です。

蛇口の交換をする場合


蛇口の交換依頼は楽天市場がおすすめ。
工事費込みでかつ適正価格で安心できます。
一度こちらを見てみてください。

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20年を超えていれば買い替えを検討。
ただし種類により30年以上は使えます。

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