水を少量出している時にレバーハンドルが自然と下がって止まる故障があります。
TOTOのシングルレバー混合水栓で昔によく発生した症状です。
1、レバーハンドルが勝手に下がる原因
バルブカートリッジの故障です。
故障というよりも設計不良に近い不具合。
そのため現在は対策済みで見かけることは少なくなりました。
TOTOの「THF7」のバルブカートリッジでよく起こっていました。
2、修理方法
<一例>
バルブカートリッジの交換となります。
対策済みのバルブカートリッジに交換します。
現在新品のバルブを購入すればほぼ対策済みだと思います。
TOTOなら「THYF7R」だとまず問題無い。
3、その他の修理方法
レバーハンドルの重さに耐えられていないのが原因。
レバーハンドルが重たすぎるというのも原因の一つです。
軽い樹脂型のハンドルにすれば勝手に下がることは無いと思います。
TOTOのTHF7型のバルブでも樹脂ハンドルに一応は交換できます。
洗面のTL380A型のレバーハンドル等が樹脂製です(干渉せず使えるかは不明)。
4、互換バルブは要注意
通販でよく見るTHYF7R等の互換バルブはレバーが下がることがある。
金属製のレバーハンドルに対応していない可能性があります。
実際に見たことがあるため、激安の互換バルブへの交換は注意してください。
なお、互換バルブは海外メーカー製の汎用バルブです。
TOTOも昔は使っていました(青いバルブ)。
それとそっくり真似て作ったのがTHF7のバルブカートリッジです。
そのため寸法等はほぼ同じなので使うことができます。
しかしやはり品質はいまいちなので純正品への交換をおすすめします。