シングルレバー混合栓のがたつきはよくある故障です。
修理方法はとても簡単なので自分で修理できます。
シングルレバー混合栓のがたつきの原因
蛇口本体固定ナットやネジの緩みが原因です。
部品交換は必要ありません。
その本体固定部も二つあり、次の部分のネジの緩みが考えられます。
１、蛇口本体の横から固定するネジの緩み
２、取り付け台座のネジの緩み
１のネジはなく、台座のネジだけのタイプもあります。
この二つのネジの締め方をこれから説明します。
１、蛇口本体の横から固定するネジの締め方
台所のシングルレバー混合水栓で最も多いのはこのネジの緩み。
※ここにネジが無いタイプもあります。
このネジがあるタイプのシングルレバー混合栓の場合、
蛇口本体の下部の側面に、丸いキャップがあります。
そのキャップを外すとネジが見えます。
そのネジを締めてみて蛇口のがたつきが直れば、このネジの緩みが原因です。
簡単なので、まず最初にやってみましょう。
ネジは六角レンチがないと締め付けができません。
手元に無ければホームセンターへ買いにいきましょう。
六角レンチのサイズについては蛇口の施工説明書を参照ください。
セット品を買えばサイズもどれかは合うのでおすすめです。
※締めすぎると壊れるのでほどほどに。
２、取り付け台座のネジの締め方
※写真はTOTO製
蛇口本体横にあるネジを締めても直らない場合は、
台座のネジの緩みになります。
この台座のネジを締めるには蛇口を一度全て外さないといけないものもあります。
その場合は素人には難しく、修理依頼をするのが無難です。
（一度接続部を外さなければならないため危険）
蛇口の種類やメーカーによって仕様が違うので、まずは施工説明書を確認ください。
メーカーのHPで蛇口の仕様を確認することができますので、まずそこを見てみましょう。
品番の特定方法はこちらを（分解図ではなく施工説明書を）
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ここで自分の蛇口はどのような固定方法なのかを知る必要があります。
参考までに、本体固定台座の主なタイプを紹介します。
１、上面施工タイプ
このタイプが一番面倒です。
このタイプは蛇口の接続を一度外さないといけないため、修理依頼となります。
修理した場合、部品交換はありませんが、技術料などで合計5000円以上はかかります。
一応、最初に紹介した本体の横から固定するネジを外し、
本体を上に引き抜けばこのネジを締められる可能性はあります。
給水ホースに余裕があれば自分もそれでいきます。
上面施工型は取り付けは簡単なのですが、修理が面倒という仕様。
自分でやる場合はメーカーHPにて施工説明書を確認し、その逆手順で外してください。
参考としてTOTOのTKGG38型の説明書ページをリンクします。
メーカーによってやり方が違いますが、おおよそは同じです。
給水ホースを外すことになるので、大漏水要注意。
留守中にホースが外れて漏水すると、保険も下りず損害賠償で人生詰みます。
２、裏からナットで締め付けタイプ
このタイプは簡単。
このタイプはシンク下からナットを締めれば直ります。
専用工具が必要とありますが、スパナやモンキーレンチなどで締め付けることは可能です。
誰でも修理可能で、失敗もなく安心安全です。
修理方法はこちらを見てください。
３、裏からナットで締め付けタイプ２
洗面所のシングルレバー混合水栓に多いタイプです。
これも専用工具が必要とありますが、スパナやモンキーレンチなどで締め付けることは可能です。
しっかり締めることは難しいですが、応急処置としては良いのではないかと思います。
＜専用工具一例＞
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以上、蛇口本体のがたつきの原因と修理方法でした。
取り付け間もなくがたついた場合は施工での取り付け不良が考えられますので、購入店に言いましょう。
今回、シングルレバー混合水栓での解説となりましたが、どの水栓もネジやナットの緩みが原因です。
まずはナットの緩みなどを確認してみてください。
