洗面所に浄水器を設置したい!
これがまた簡単にはいかないですね。
基本的に洗面所は浄水器のことを考慮していないので、設置は難航します。
蛇口の種類によっても設置方法が変わってくるので、
いろいろな方法を紹介します。
1、蛇口の先端に付けるタイプ
トレビーノが付くタイプの蛇口であれば簡単。
洗面所ではあまり無いタイプなのですが、
一部のシングルレバー混合水栓なんかは設置できます。
トレビーノも付きますし、先端分岐からの据え置き用の浄水器も設置できます。
まぁしかし、この場合に悩む人は少ないだろう。
これができない場合にどうするか?ですよね。
2、ハンドル部に分岐金具を使う
2ハンドル混合水栓や、洗濯機用の単水栓にこのような分岐金具を付けることができます。
こうして分岐さえできれば、あとは据え置き型浄水器へ接続するだけ。
これはけっこう通用する家が多いと思います。
ただちょっと操作性が悪いので、この分岐先に蛇口を付けるという手もあります。
この分岐金具はカクダイというメーカーがいろいろ出していますね。
こちらの商品ページを見てみてください。
3、キャビネット内配管に分岐金具を使う
洗面台の配管から分岐させ、浄水器専用水栓を作る。
これは台所のビルトイン型浄水器と同じ方法です。
ただ問題は、キャビネットに穴を空けて配管やホースを外に出して、
さらに洗面台横に浄水器用水栓を固定する必要があります。
面倒ではありますが、上手くやれば理想的な設置ができると思います。
4、洗濯機用蛇口に分岐金具を使う
洗濯機用蛇口部から分岐させ、浄水器用水栓を作る。
前述した分岐金具も使えますが、上のような分岐用金具もあります。
洗濯機が横にあればこの方法でも良いですね。
ただ、見た目はかなり悪くなります。
5、ホース付きの水栓を設置する
このような水栓を設置し、お風呂用の塩素除去シャワーヘッドを使うという手もある。
もしくはシャワー側を据え置き型浄水器に接続するのも良いですね。
どちらもネジ径を変換していけば何とかできると思います。
洗面台の穴が合うかどうかの問題がありますが、どれか一つくらいは探せば合うだろう。
浴室用の水栓を使うという手もある(その場合はスパウトの長さ変更が必要)。
洗顔用途であれば、これが一番かもしれない。
まとめ
用途に合わせて対応を。
持ち家なら自由にできますが、賃貸ならハンドルに分岐金具を付けるくらいしかできないですね。
それもできないとなると、洗濯機用蛇口の先端から散水用のパーツで分岐という手もあります。
ただ、万一の水漏れの際が大変なので安全面で難があるためおすすめはできません。
塩素除去だけで良いのなら、お風呂のシャワーホースをメチャクチャ長くする方法もありますね。
いずれにせよ浄水器の設置は不可能ではない。
これらを参考に是非検討してみてください。