決して安くはない浄水カートリッジを交換したのに、
1週間くらいで流量が大きく低下した!
そんな声はよく聞きます。
1、原因は中空糸膜フィルターの詰まり
※トレビーノカタログより引用
浄水カートリッジにある中空糸膜が詰まると流量が低下します。
浄水カートリッジは主に活性炭と中空糸膜という濾過部があるのですが、
使用において流量が低下するのは中空糸膜です。
目が極めて細かいフィルターで、微細なゴミを通さないという濾過。
そのため、水道水に微細なゴミ(鉄さび・藻類・細菌類)などが多量に含まれていると、
すぐに詰まってしまいます。
早い場合は本当、1週間でチョロチョロくらいの流量になります。
2、なぜ水道水に微細なゴミが多いのか?
ほとんどの場合、微細なゴミは水道水の基準外です。
したがって、水源の水質が悪いと水道水もゴミが多いです。
匂いとはまた別ですね。湖や都市部の下流なんかは良くないと思います。
そして、季節も関係します。夏は有機物が多く中空糸膜は詰まりやすいです。
水源が濁った水の場合、浄水場では添加物をガンガン投入します(微細なゴミを沈下させる)。
浄水カートリッジの除去項目にもある「アルミニウム」を添加するため、
これがまた中空糸膜を通らないため詰まってしまいます。
アルミニウムは昔にアルツハイマーの原因とか言われていましたが、
浄水場がガンガン添加しています。だから浄水器は要る…
3、すぐに詰まる原因まとめ
すぐに詰まるほど汚い水だったということです。
浄水器を使っていて良かった!と思いたい。
とは言っても、1週間で3000円は高すぎる!と頭を抱えるところです。
蛇口内蔵型の浄水カートリッジは高いですもんね…
中空糸膜の性能はどのメーカーも大差は無いと思うため、
トレビーノやクリンスイなど安い浄水器に切り替えるのも手です。
これなら1個1000円ほどなので、まだマシです。
塩素除去だけが目的であれば、活性炭のみの浄水器を使う手もあります。
ただ、あんまり良いのは無いですね…