※上図はTMHG46EC
「TMHG46」はTOTOの台付タイプのサーモスタット混合水栓。
※記事更新日時点の情報です
※初期不良の原因は省きます
※間違っている可能性もあるため、メーカーHPでも確認願います
対象品番
※全て網羅はできていません(抜け有り)
※記載ありませんが「Z」が付く品番(寒冷地仕様)も対象です
- TMHG46EC(R)
- TMHG46EC1
- TMHG46CC
- TMHG46C1
- TMHG46C
- TMHG46W
よくある故障
水が止まらない
開閉バルブ部「TH577-6」の交換となります。
パッキンの劣化やゴミ噛みなどが原因と思われます。
ポタポタではなく多量に止まらない場合は破損が考えられます。
寒波の翌日に水漏れした場合は凍結破損の可能性が高いです。
交換方法はこちらを見てください「TH577-6 施工説明書」
開閉ハンドルが固い
開閉バルブ部「TH577-6」の交換となります。
パッキンの劣化、またはグリス切れが原因と思われます。
交換方法はこちらを見てください「TH577-6 施工説明書」
温度調節がおかしくなった
温度調節ユニット「TH576-4S」の交換となります。
パッキンの劣化、ゴミ噛みなどが原因と思われます。
取付後最初から温度がおかしい場合、
温度調節ハンドルの調節ができていない可能性があります。
調節のやり方については取扱説明書を参照ください。
交換方法はこちらを見てください「TH576-4S 施工説明書」
水の出が悪くなった
フィルターの掃除をしてください。
清掃方法については取扱説明書を参照ください。
シャワーヘッドのボタンで止めて出した時だけ水の出が悪い
※クリックタイプのシャワーヘッドの場合
調圧弁「THJ6R」の交換となります。
経年使用による劣化で起きる症状です。
スパウト部から水漏れ
Uパッキン「TH93460HP」の交換となります。
劣化で良く起こる症状です。
スパウト側が原因の可能性もありますので、パッキン交換では直らない場合もあります。
10年以上使っている場合はスパウト不良の可能性も高くなります。
スパウトの回転が固い
Uパッキン「TH93460HP」のグリス切れが原因と思われます。
ほとんどの場合、グリス塗布で直ります。(水栓金具のグリスについて)
使用年月が長い場合はUパッキンの劣化も考えられます。
ハンドルが外れた・がたつく
ハンドル固定ビスの緩みが原因です。
ハンドル側面の蓋を外し、固定ビスを締めてください。
ハンドルを止の位置にしてもカチッと音がしなくなった
スペーサー「TH926101RW」の交換となります。
板ばねの破損は変形が原因です。
音がしないだけで特に使用には問題ないため、そのまま使っても問題ありません。
シャワーホース根本から水漏れする
シャワーホースの固定ナットの緩みが考えられます。
ナットを手で締め付けてください。
エルボ部からの水漏れの場合、
エルボ部のOリングを交換ください。
シャワーヘッドのボタンで水が止まらない
※クリックタイプのシャワーヘッドの場合
<一例>
シャワーヘッドの故障です。
修理不可能なためシャワーヘッドの交換となります。
調圧弁「THJ6R」の故障の可能性もあります。
補修品一覧・説明書
こちらのページを見てください。
・TMHG46 説明書・分解図