※上図はTMG40WRX
「TMG40」はTOTOの壁付タイプのサーモスタット混合水栓。
※記事更新日時点の情報です
※初期不良の原因は省きます
※間違っている可能性もあるため、メーカーHPでも確認願います
対象品番
※全て網羅はできていません(抜け有り)
※記載ありませんが「Z」が付く品番(寒冷地仕様)も対象です
- TMG40-1B
- TMG40ARX
- TMG40B(R)(S)B
- TMG40B1(R)(S)B
- TMG40B2B
- TMG40C1(R)X
- TMG40CG
- TMG40CQ1
- TMG40CQX
- TMG40CRX
- TMG40CY1(R)X
- TMG40CYX
- TMG40J
- TMG40JQ1
- TMG40JW
- TMG40L
- TMG40L1
- TMG40MM
- TMG40MRX
- TMG40WH
- TMG40WQ1
- TMG40WRX
- TMG40WY1(R)X
※TMG40から始まる品番が対象
よくある故障
水が止まらない
開閉バルブ部「TH577」の交換となります。
パッキンの劣化やゴミ噛みなどが原因と思われます。
ポタポタではなく多量に止まらない場合は破損が考えられます。
寒波の翌日に水漏れした場合は凍結破損の可能性が高いです。
交換方法はこちらを見てください「TH577 施工説明書」
開閉ハンドルが固い
開閉バルブ部「TH577」の交換となります。
パッキンの劣化、またはグリス切れが原因と思われます。
交換方法はこちらを見てください「TH577 施工説明書」
温度調節がおかしくなった
<TH576S>
<TH576-4S>
温度調節ユニット「TH576S」、または「TH576-4S」の交換となります。
パッキンの劣化、ゴミ噛みなどが原因と思われます。
本体の型番によって交換品番が違うため、
下記リンク先の分解図から温度調節ユニットの品番を確認ください。
(主にアーチハンドル型が「TH576-4S」になる)
取付後最初から温度がおかしい場合、
温度調節ハンドルの調節ができていない可能性があります。
調節のやり方については取扱説明書を参照ください。
>交換方法はこちらを見てください「TH576S 施工説明書」
水の出が悪くなった
フィルターの掃除をしてください。
清掃方法については取扱説明書を参照ください。
シャワーヘッドのボタンで止めて出した時だけ水の出が悪い
※クリックタイプのシャワーヘッドの場合
調圧弁「THJ6R」の交換となります。
経年使用による劣化で起きる症状です。
スパウト部から水漏れ
Uパッキン「TH93460HP」の交換となります。
劣化で良く起こる症状です。
スパウト側が原因の可能性もありますので、パッキン交換では直らない場合もあります。
10年以上使っている場合はスパウト不良の可能性も高くなります。
スパウトの回転が固い
Uパッキン「TH93460HP」のグリス切れが原因と思われます。
ほとんどの場合、グリス塗布で直ります。(水栓金具のグリスについて)
使用年月が長い場合はUパッキンの劣化も考えられます。
ハンドルが外れた・がたつく
差し込んで固定するタイプのハンドルです。
差し込んでも外れる場合、ハンドルの固定部の破損が原因です。
ハンドル部の交換となります。
ハンドルの品番は下記リンク先の分解図から確認ください。
ハンドルを止の位置にしてもカチッと音がしなくなった
スペーサーの交換となります。
板ばねの破損は変形が原因です。
音がしないだけで特に使用には問題ないため、そのまま使っても問題ありません。
スペーサーの品番は下記リンク先の分解図から確認ください。
ハンドルとセットで交換しないといけない場合があります。
シャワーホース根本から水漏れする
シャワーホースの固定ナットの緩みが考えられます。
ナットを手で締め付けてください。
本体と繋がっているエルボ部からの水漏れであれば、
エルボを交換、またはエルボ部のOリングを交換してください。
シャワーヘッドのボタンで水が止まらない
※クリックタイプのシャワーヘッドの場合
<一例>
シャワーヘッドの故障です。
修理不可能なためシャワーヘッドの交換となります。
調圧弁「THJ6R」の故障の可能性もあります。
補修品一覧・説明書
こちらのページを見てください。
・TMG40 説明書・分解図