※上図はTKJ31CF3
「TKJ31CF3」はTOTOの台付1穴タイプのシングルレバー混合水栓。
「TKJ31CF3R」型は対象外。「TKJ31CF3R」のページへ。
※記事更新日時点の情報です
※初期不良の原因は省きます
※間違っている可能性もあるため、メーカーHPでも確認願います
対象品番
- TKJ31CF3
- TKJ31CF3Z
よくある故障
水が止まらない
シングルバルブ部(カートリッジ)「THY582N」の交換となります。
セラミックのシール不良、またはパッキンの劣化が主な原因です。
本体側が原因の場合もあり、バルブを交換しても直らない可能性があります。
(バルブ下部の2つの円柱形パッキンの本体側シート面の腐食が原因の場合あり)
交換方法はこちらを見てください「THY582N 施工説明書」
ハンドルが固い
シングルバルブ部(カートリッジ)「THY582N」の交換となります。
固くなるのはほぼバルブの寿命です。
水の出が悪くなった
吐水口の掃除をしてください。
吐水口に詰まりが無い場合、逆止弁に異物が詰まっている可能性があります。
清掃方法は下記リンクの説明書を参照ください。
スパウト部から水漏れ
Xパッキン「TH93A74Z2」の交換となります。
ほとんどがパッキンの劣化が原因だと思われますが、
スパウト側が原因である可能性もあるため、
パッキンを交換しても直らないことがあります。
交換方法は、レバーハンドルを外し、カートリッジ押さえを外し、
スパウトを引き上げるとパッキン見えますので、それを交換します。
「THY582N 施工説明書」を参考にしてください。
スパウトの回転が固い
ほとんどの場合、グリス塗布で直ります。(水栓金具のグリスについて)
使用年月が長い場合はXパッキン「TH93A74Z2」の劣化も考えられます。
ハンドルが外れた・がたつく
ネジは使わず差し込んで固定するタイプのハンドルです。
強く差し込んでも外れる場合、
レバーハンドルの固定爪が破損していることが考えられます。
その場合はレバーハンドル「TH32382WA」の交換となります。
本体ががたつく
締付金具「18369」の緩みが原因です。
シンク内から締付金具を締めてください。
方法は下記リンク先の施工説明書を参照ください。
モンキーレンチ等でもできないことはないですが、
基本的には専用工具「TZ40L」や付属の工具「TH85080」を使って締め付けます。
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後継機(代替品)
TKS05303J
補修品一覧・説明書
こちらのページを見てください。
・TKJ31CF3 説明書・分解図