ＴＯＴＯ製シングルレバー混合水栓のスパウトが動かない

投稿日：2012年05月22日

ＴＯＴＯ製シングルレバー混合水栓（TKG32UPBX）のスパウトが動かなくなりました。
質問
①自分で分解修理できるか？
②修理を依頼した場合の費用はいくら位か？

回答・返信

1:名前:匿名 : 2012/06/02(土)
管理人です。
回答が遅くなり失礼致しました。

私もTKG32型の蛇口でスパウトが固くなる故障はよく見かけます、
修理はできるのですが、固着具合によっては大変な修理作業となります。

まず、スパウトが固くなる原因ですが、
あまりスパウトを動かさなかったことにより、水垢がびっしりついて固まることが原因として多いですね。
ただ、ＴＫＧ３２型の場合は蛇口本体も傷んでいるようにも思えます。
どちらにせよ、スパウトを外して、清掃・グリス塗布の修理作業となります。

質問に答えます。

①自分で分解修理できるか？
初めての蛇口修理作業であれば、かなり難しい部類になりますので、無理と判断します。
あまりひどくない固着だと、以下の作業で改善できます。
その修理作業としては、

１、止水栓、または元栓を止めて水が出ないようにする。

２、レバーハンドルを外す

３、カートリッジ押さえ部を外す

４、シャワーホースの接続を外し、さらにカプラ部を取り外す

５、スパウトからシャワーホースを引き抜く

６、スパウトを上に引き上げる

７、スパウトの内面、蛇口本体側を清掃し、グリスを塗布する

８、元に戻す

スパウトが簡単に引き上げることができる場合は、このように修理できます。
しかし、もう全く動かない場合は本体を取り外し、力技での作業となります。
この修理は慣れている修理のプロとしても嫌な作業です。

②修理を依頼した場合の費用はいくら位か？

特に部品の交換がなく、グリス塗布で直るのであれば、１万円ほどで種類できるでしょう。
ただ時々しばらくしてまた固くなることがありますので、
修理すればまたずっと使えるというものではないと考えてください。
TKG32型はもう古い蛇口でもありますので、
10年ほど使用されているのであれば、買い替えすることもおすすめします。